1952年 | 生まれ |
1972年〜1979年 | (株)笹川スエヲ設計事務所勤務 |
1980年〜1993年 | (株)椎名政夫建築設計事務所勤務 |
1994年 | 松田信幸建築研究所開設(東京都にて) |
2003年 | 有限会社 松田信幸建築研究所開設(宮崎県にて) |
杉並区 | 荻窪集合住宅 |
港区 | 金谷邸 |
長野県 | 軽井沢山荘 |
宮崎県 | Light Well House |
建築の良し悪しを決める評価にはいろいろな目が介在しているように思います。
建築家は与条件に対して総合的な見地からよりクリアーな回答を求めて考えをめぐらせ試行錯誤を繰り返しているのではないかと思います。
私の場合その本質に近づくために設計対象の内容によってアプローチの仕方が多少違ったりしますが共通して言えることはクライアントが何を望んでいるのか、 優先順位はどうかといった相手の想いをできる限り聞き出すいうところから始めます。
そこを充分に消化しないとよりクリアーと思われた回答が相手の胸に届かなかったりします。
住宅では家族員それぞれの違った見方が存在しますし、またある意味では広い視野から方向性を導くために啓蒙的なことなどをお話ししなければならないこともあります。
インタヴューには建築を創る上での重要な要素が棲んでいます。
これらクライアントとのコミュニケーションの中から貴重なアイデアが生まれるということもあります。
設計はまさにクライアントとの共同作業であり、良いコミュニケーションは良い評価をしていただける建築を創るための基本ではないかと考えます