建築家決定

建築家　前田　敦

１．等価交換方式による共同事業プロジェクトのための建築計画

1. 多様な市場動向に対応した住戸構成計画(ファミリー及びコンパクトマンションの混在)
2. 駅前及び商店街という立地特性を活かした計画(住宅+商業)
3. 容積率を最大限に活かした収益性の高い計画

現状では道路幅員が６ｍ未満のため、東京都安全条例により3,000m²以下または15ｍ以下という制限があり、容積率が最大限に活かすことが困難である
但し、品川区の駅前整備による広場と当該敷地線側道路を併せて計画を行うことにより、容積率を最大限に活用できる可能性が高まりますので、行政と協議を続けていく方向で考えております。
また、始道の廃止等についても開発協議を綿密に行い、柔軟な計画策定が必要となります。

２．等価交換方式による共同事業プロジェクト推進のために

1. 共同事業に関わる地主様及びプロジェクトチームとの連携
2. 共同事業に不可欠な事業者選定及び交渉協力
3. 行政(目黒区・品川区)との綿密な協議及び地権者との調整

３．提案

1. 駅に隣接する商店街の賑わいを損なわないように１階には店舗を配置し、街づくりとの調和を図る
2. 駐車場、ゴミ置場、機械室等は地下に配置し、空間の立体的利用を図る
3. 建物の中央部には吹き抜けを用意し、住戸内における通風および採光の向上を図る
4. 可能な限りエコロジカルな建材を使用し、環境負荷の軽減およびアレルギー対策を図る
5. 地域における販売価格帯のニーズに対応したロット(住戸面積)構成により、事業収益の向上を図る